年賀状のお年玉くじの歴史にはその次代の日本を知る要素が詰まっている

年賀状のお年玉くじは戦後の日本を明るくしてくれた要素の一つ

今では当たり前になりました年賀状についているお年玉くじですが、このようなお年玉くじがついたのは昭和24年でした。

それより前は、通常の官製はがきを年賀状として使っていただけでした。

少し話はそれますが、戦前の年賀状が図鑑になっています。

これがかなりイケているデザインで、今見ても素敵!と思える物が多く復刻を願う人もいるそうです。

二色刷りの版画タイプが多いのですが確かに何ともレトロでおしゃれなのです。

年賀状は干支をモチーフに作る言わば各自オリジナルのアートですよね。

優れた画は数十年たった今でもやはり素晴らしいのですね。

そして戦争により年賀状という名の心でありアートを送るには難しい情勢に入っていきます。

人々はお正月どころの余裕もなく生きることに必死になります。

年賀状の歴史は日本の歴史なのです。

お年玉くじの始まりの話にもどります。

昭和24年、戦後である当時は「人身売買」事件が起こったり法隆寺が火災にあったりと暗黒の時代でした。

お年玉くじは郵政省の発案かと思いがちですが実は違います。

いつの世にもこうした「きっかけ」を創る人がいるものです。

林正治氏がそれを思い浮かばなければ、また郵政省に持ち込まなければ、そして郵政省が会議で却下していたら、いろいろなタイミングが良い方に重なり生まれた制度なのです。

お年玉くじはハガキに想いを乗せて年賀状を送り、また送られた年賀状のお年玉くじを楽しみに保管して発表を待つ、日本のお正月を明るくしたアイデアであり制度だったと予想できます。

困窮する中でお年玉くじが当たった時の喜びは一家総出で大興奮だったに違いありません。

一枚の年賀状が幸せを運ぶのです。

いや、出された年賀状全て、ハズレも含め全ての年賀状が幸せを運んだということでしょう。

今、ネット上の挨拶やメールやラインが主流になり年賀状を出さない時代になってしまいましたが、お年玉くじに変わる様な国民全体の幸せを考えての新しい制度が出来ると良いなと思います。

日本のお正月の文化を後世に伝えていくのも私達の役割りの1つだと思います。

年賀状に対する私なりのこだわりは、筆で書くことと漢字1文字!

私は、年賀状を書くにあたってこだわっていることが二点あります。

それに関してご紹介していこうと思います。

まず一点目は筆(もしくは筆ペン)で書くということです。

私には、仕事やプライベートでの付き合いの関係上、海外の方に50枚程度年賀状を書いています。

もちろん、その中には海外に赴任している日本人の方も何人かはいるのですが、その9割程度は現地の方、もしくは母国から他国へ移住した方です。

そのような方々に筆で書いた年賀状を送ると非常に喜ばれるのです。

私と交流のある外国人の方々は、ほとんどが日本に親しみを持っているのでいわゆる英語で書いた『New Year’s card』ではなく日本語を用いたれっきとした『年賀状』のほうが特別感があるのでしょうね。

さらに、そこに書かれている文字が実際に書いた毛筆となるとさらにうれしくなるそうです。

それを親しいイギリス人の友人に言われたため、彼には書道セットをプレゼントしたのですが、一向に筆で書かれた年賀状や手紙が送られてこないので、少し悲しいですね……。

今度はめげずに書道の上達に役立つ何かを贈ってみたいと思います!

次に二点目ですが、来年の目標を漢字一文字で表すということです。

小学生の時は、父親にパソコンで年賀状のレイアウトをしてもらい印刷してそれに軽くメッセージを添えるということをしていました。

しかし、それでは味気ない、と思い中学生のころから試行錯誤を始めたのです。

芋版を作ったり、貼り絵でレイアウトしてみたり、版画を試してみたりなどいろいろ試しましたがなぜかしっくりしたものが出来上がりませんでした。

そんな中、高3で受験前ということもあり、年賀状を書く時間が惜しいということで、その時に「とりあえず筆で『合格』とでも書いて送っちゃおう」と思ったのです。

その結果、案外親戚や友人などから面白いという反響を受けました。

それから、裏面には漢字一文字をでかでかと書くというスタイルで行くことにしました。

一枚一枚に同じ文字を書くと前半に書いた文字と後半に書いた文字との出来の差があまりにもひどいため、そこに関する改良は必要ですが……。

ちなみにそれに対する改善策として、前半を親しい友人、後半を目上の方としたところ友人に「手を抜きすぎじゃね?」と言われたことがあります。

今後もこの年賀状のスタイルでやっていきたいと思います。

幸いにも、市の展覧会などで金賞や銀賞を取るような腕前なので字そのものに対するお叱りがないのが救いです。

これが私なりのこだわりです。

もし年賀状のアイデアにお困りであれば真似してみてはいかがでしょうか。

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